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■……目指せ、ブラッシングの達人! ……■
前号では、「洋服ブラシの効用」についてご紹介しました。
今回はさらにふみこんで、上手なブラッシング法をご紹介します!
ポイントは「使用前、使用後のダブルブラッシング!」
ちょっとしたコツをつかめば、あなたも即ブラッシングの達人。
大切な衣類には、ぜひもうひと手間かけてあげてください。
おろしたてみたいにキレイな状態を、ながーく保てますよ。
■着用前のブラッシング
立春を過ぎても、まだまだ大活躍のコートやニット。
毛足が長めのウール、アンゴラ、カシミアなどのニットや、フードまわりや袖口のボアは、すぐに毛と毛がからまって毛玉ができたり、毛束になってしまいがちです。
まめにブラッシングすることで、毛玉、毛束を除去するだけでなく、これらのトラブルを未然に防ぐことができますよ。
特に着用前のブラッシングでは、湿気や収納中の圧力で寝てしまった毛をおこし、ふっくら、イキイキしたおろしたての風合いを取り戻すことができます。
使うブラシは、ニットには毛足が長くしなやかな馬毛、ボアは腰の強い豚毛のものがよいでしょう。
上から下へそっとなでるようにかけ、毛足をやさしく整えていきます。
着用前のブラッシングは、いわばお出かけ前に髪をとかすようなもの。
ぜひ習慣付けていただきたいところです。
■着用後のブラッシング(達人バージョン)の手順
ウールのスーツ、カシミアのコートなどは、「達人」ブラッシングで、おろしたてのようなふっくらピカピカな風合いが長く保てます。
手順を文字で書くとちょっと面倒臭そうに見えますが、実質のブラッシング時間は2、3分といったところ。
せっかくの高級素材ですもの、いつまでも「高そう!」「ステキ!」に見えるようにお手入れしておきたいものですよね。

1脱いだらハンガーにかけて1、2時間つるす。
2上から下へポンポン…と軽くブラシで衣類をはたく。
3衣類表面の毛の流れをまずチェック。
まず手のひらで生地の表面をなでます。
上から下に向かうと滑らか、下から上では少し抵抗を感じる…といった調子なら、毛の流れは上から下、です。
たいていは上から下へ、という向きですが、襟やフレアースカートなど、生地が斜めに裁断されているところ、折り返し部分などは毛流れの向きが変わっていますから要注意。

4まず、毛の流れと逆(上記の場合だと下から上へ)にブラッシング。
衣類全体の表面を、手首をきかせながらなでるようにブラッシングし、毛の間にひそんでいたホコリをかきだします。
5肩、前身頃、背中、袖、裾の順番でブラッシング。
毛の流れにそってブラシをかけ、ホコリをはらっていきます。
手首をきかせながら、小刻みにブラシを動かしますが、あくまでもソフトタッチで!

6ホコリがたまりがちな襟、折り返し部分、ポケットなども忘れずにブラッシング。
襟や折り返し部分はのばして裏側まで、ポケットはふた部分や入り口まわり、中袋も引っくり返してブラッシングしましょう。
7再度、形を整えてから、クローゼットへゆったりとしまって完了です!
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