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vol9

■……目指せ、ブラッシングの達人! ……■



前号では、「洋服ブラシの効用」についてご紹介しました。
今回はさらにふみこんで、上手なブラッシング法をご紹介します! 

ポイントは「使用前、使用後のダブルブラッシング!」 
ちょっとしたコツをつかめば、あなたも即ブラッシングの達人。
大切な衣類には、ぜひもうひと手間かけてあげてください。
おろしたてみたいにキレイな状態を、ながーく保てますよ。

■着用前のブラッシング



立春を過ぎても、まだまだ大活躍のコートやニット。
毛足が長めのウール、アンゴラ、カシミアなどのニットや、フードまわりや袖口のボアは、すぐに毛と毛がからまって毛玉ができたり、毛束になってしまいがちです。

まめにブラッシングすることで、毛玉、毛束を除去するだけでなく、これらのトラブルを未然に防ぐことができますよ。

特に着用前のブラッシングでは、湿気や収納中の圧力で寝てしまった毛をおこし、ふっくら、イキイキしたおろしたての風合いを取り戻すことができます。
使うブラシは、ニットには毛足が長くしなやかな馬毛ボアは腰の強い豚毛のものがよいでしょう。


上から下へそっとなでるようにかけ、毛足をやさしく整えていきます。
着用前のブラッシングは、いわばお出かけ前に髪をとかすようなもの。
ぜひ習慣付けていただきたいところです。

■着用後のブラッシング(達人バージョン)の手順



ウールのスーツ、カシミアのコートなどは、「達人」ブラッシングで、おろしたてのようなふっくらピカピカな風合いが長く保てます。
手順を文字で書くとちょっと面倒臭そうに見えますが、実質のブラッシング時間は2、3分といったところ。
せっかくの高級素材ですもの、いつまでも「高そう!」「ステキ!」に見えるようにお手入れしておきたいものですよね。

 1脱いだらハンガーにかけて1、2時間つるす。



 2上から下へポンポン…と軽くブラシで衣類をはたく。

 


 3衣類表面の毛の流れをまずチェック。

 まず手のひらで生地の表面をなでます。
上から下に向かうと滑らか下から上では少し抵抗を感じる…といった調子なら、毛の流れは上から下、です。
たいていは上から下へ、という向きですが、襟やフレアースカートなど、生地が斜めに裁断されているところ、折り返し部分などは毛流れの向きが変わっていますから要注意。
       
 4まず、毛の流れと逆(上記の場合だと下から上へ)にブラッシング。
衣類全体の表面を、手首をきかせながらなでるようにブラッシングし、毛の間にひそんでいたホコリをかきだします。

 




5肩、前身頃、背中、袖、裾の順番でブラッシング。
毛の流れにそってブラシをかけ、ホコリをはらっていきます。
手首をきかせながら、小刻みにブラシを動かしますが、あくまでもソフトタッチで!

 6ホコリがたまりがちな襟、折り返し部分、ポケットなども忘れずにブラッシング。
襟や折り返し部分はのばして裏側まで、ポケットはふた部分や入り口まわり、中袋も引っくり返してブラッシングしましょう。




 7再度、形を整えてから、クローゼットへゆったりとしまって完了です!
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