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■……洗濯の常識?ヒジョーシキ!? 初級編その3……■



「洗濯の基本ジョーシキ」を指南するシリーズの第三回です。
「ええっ、そーだったの??」「知らなかった〜」なんて項目があったら、さっそく軌道修正しましょう。
あなたの大切な衣類の寿命がぐんとのびますよ。

☆柔軟仕上げ剤とのつきあい方



経済産業省鉱工業動態統計調査室の統計によれば、柔軟仕上げ剤の販売金額は2002年の644億400万円をピークに微減傾向に。
既存商品がドラッグストア等での安売りの目玉となっている状況を打開するためか、肌触りの良さや抗菌効果、デオドランド効果、洗濯もののしわを防ぐ効果などをうたった新製品が続々と市場に登場しています。

e-closet編集部が働く女性50名にアンケートをとったところ、「洗濯の際に柔軟仕上げ剤を必ず使う人」は56%。「たいてい使う/たまに使う」という人も含めれば80%に達します。
逆に「柔軟剤をまったく使わない人」はわずか8%でした。

洗濯の必須アイテムとさえ言えそうな柔軟仕上げ剤ですが、案外誤解も多いよう。
今回は柔軟仕上げ剤のジョーシキについて、ちょこっとレクチャーしちゃいます。


☆柔軟仕上げ剤のはたらき



柔軟仕上げ剤はコマーシャルのキャッチフレーズの言う通り、「衣類のリンス」
新品のときはふわふわで、しなやかだった衣類。
実は、衣類は出荷当初、滑らかでふっくらした風合いになるよう仕上げ剤が使用されていることが多いのです。

それが、着用中の摩擦や洗濯により、表面にほどこされていた仕上げ剤がはがれ落ち、繊維の表面がささくれて次第にごわついてきます。
柔軟仕上げ剤は、傷んだ繊維の表面を微細な粒子でムラなく覆うので、衣類がふんわり、しなやかで柔らかく感じるようになるのです。
また、静電気防止効果もあります。

では、皆様が疑問に思う「柔軟剤Q&A」スタートです!


Q) 効果的な使い方は?
A) 洗剤と一緒に使わない!

洗剤と柔軟仕上げ剤を同時に使うと、両方の効果が低下します。
すすぎの水が完全にきれいになってから、説明書通りの分量をきちんとはかって使用しましょう。
なお、柔軟剤を使ったすすぎの水は、洗濯には使い回さないこと。
同じ理由により、汚れ落ちが悪くなります。

また、入浴剤入りの水に柔軟仕上げ剤を入れると、柔軟仕上げ剤に含まれる陽イオン界面活性剤と色素が反応して衣類が着色することがあるのでご用心!



Q) 柔軟仕上げ剤は絶対使わなきゃだめよね??
A) お好みでいいのです


洗濯のプロいわく、柔軟仕上げ剤を使う、使わないはあくまでも「好み」の問題
洗濯を重ねるにつれ、タオルがちょっとごわついてきますが、「全然平気!」ならそれでOK。
必要を感じないなら、省いてもかまわないステップなのです。



Q) 柔軟仕上げ剤を使うと、衣類が長持ちするんでしょ?
A) うーん、そうとはいえません

残念ながら今のところは断言できません。
静電気防止効果により、ほこり、すす汚れをひきつけにくくなる分、キレイが長持ちしやすいとは言えます。



Q) 柔軟仕上げ剤を使うと、お肌が荒れるんでしょ?
A) 製品的には、肌荒れの要素は含んでいません

柔軟仕上げ剤が発売されて以来、早40年がたとうとしていますが、案外この偏見は根強いようです。
発売前から、柔軟仕上げ剤の皮膚刺激性やアレルギー性は十分に研究され、安全であることが確認されています。
正しい使用法を守っていれば大丈夫。
肌への刺激という面でいえば、洗剤のすすぎ残しのほうがはるかに有害です。

ただし、アレルギーや皮膚炎に関しては、メンタルな側面が多分に影響します。
「私は皮膚がとっても弱いから、柔軟仕上げ剤を使ってるタオルは使えないの!」と思っている方は、あえて柔軟仕上げ剤を使う必要などないのです。



Q) コーティングすると吸水力がダウンしそう…
A) 断定はできません。製品特性をよく調べて使用を!

アンケートに、「柔軟仕上げ剤を使うとタオルはふっくら柔らかくなるけど、汗や水をよく吸わないような気がする」という指摘がありました。
これは一概には断定できません。

製品によっては、ふっくらした風合いと吸水性の良さを兼ね備えたものもあります。
商品の説明書には、それぞれの商品の特徴を明記してあるはず。
風合い追求派か防臭等の機能性で選ぶか、吸水性をもっとも重視するかは、あくまでもユーザーのお好み次第です。