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●vol.25
<靴やバッグもお手入れを!>
●vol.26
<こんなものもクリーニング店におまかせ!>
●vol.27
<二層式洗濯機や洗濯ネットが活躍する「最新鋭クリーニング工場」>
■…第二十七条は
<二層式洗濯機や洗濯ネットが活躍する
「最新鋭クリーニング工場」>の巻…■
完全機械化はできないクリーニングというお仕事
クリーニング業界は、日々進化しています。
よりスピーディーに、よりキレイに、より幅広く。
お客様のニーズやファッショントレンドの推移に対応するために、クリーニング機器や洗剤等が着々と開発・実用化されているのです。
特に、取り扱い数が多いワイシャツは、機械化が最も進んでいるアイテム。業者によっては、洗浄から乾燥、仕上げ、包装、受付店舗ごとの仕分け作業まで、ほとんどオートメーションで進めているところもあります。まさにハイテク最先端といった趣きです。
とはいえ、現場では「人力」が物を言うことも多いもの。全工程を機械化、自動化することは無理でしょう。
たとえばシミ抜き。
スチームの噴射でシミを除去する機械や、用途別のシミヌキ剤。
これらの最新鋭のツールを駆使しても、まず「シミを見つけること」そして「シミの原因や落ち具合を見極める」ことは、やはり人の目が頼りなのです。
「クリーニング価格を安くするために、徹底的に機械化し、人件費を削減する」
という業者もあれば……
「きめ細やかなサービスとハイクオリティな仕上がり品質がモットー」
と、熟練した職人の手仕事ぶりをアピールする業者もあり……。
各業者はそれぞれの経営方針、ブランドイメージにもとづき、クリーニングの方法や設備を選択しています。
ローテクの良さ・人力の良さ
e-closetの母体である
喜久屋の工場
は、ハイテク技術と職人技が仲良く同居しています。
最新のクリーニング機器の隣には、
二槽式洗濯機
がずらり。
最近のご家庭ではあまり見られなくなった二槽式洗濯機。
汗や泥など、水溶性の汚れを落としたいときに使われます。
衣類の状態を確かめながら、洗う時間、脱水時間を自由自在に調節できる二槽式は、プロにとっては全自動より使いやすいのです。
白物と色物の分け洗いも、洗濯槽と脱水槽を時間差で使えるので、洗剤、水、時間を節約できます。
洗浄工程では、ご家庭でもおなじみの洗濯ネットが巧みに使われているんですよ。
使っているのは、大判で目のつまったタイプ。
衣類の素材、デザイン、大きさ等を見ながら、ネットに収めていきます。
たとえば、長い紐や袖など、他の衣類にからみそうなアイテムはネットに入れてから洗います。
ネットにおさめてしまえば、他の衣類とからみあって、変形するトラブルが防げるというわけ。
綿ボコリや色移りが気がかりなアイテムも、ネットに入れて洗えばリスクヘッジに。
刺繍やレース、フリルなど、デリケートな装飾がついている衣類は、裏返してネットへ入れて保護。
小さな衣類は、ネットに入れて縛っておけば、中でごろごろ動きません。
ネットへの入れ方を工夫することで、衣類の傷みを防ぐのが、プロの技なのです。
これらのネットテクは、ご家庭での洗濯にももちろん有効。ぜひ、お試し下さいね!
……一見、不思議な光景なのです。
最新式の静止乾燥機がずらりと並ぶ、そのわきには二層式洗濯機。
近くには、洗濯ネットに入れる衣類を仕分けるスタッフ。
工場見学に来られる方は、驚かれます。
それぞれのクリーニング店によって、設備に対する考え方はさまざまでしょう。
何が正解か、それはわかりません。
ただお客様が喜んでいただける仕上がりを実現するには、どうしたらいいか?
それを追求していくだけです。
その中でe-closet(喜久屋)が選択したものの中に、二層式洗濯機、洗濯ネット、そして人の目配り気配りがあったというわけです。
機械化が進むクリーニング業界。
その中でローテクと人力も活きている